『水辺のごみ見っけ!』全国水辺のごみ調査

~ 現在調査期間中です。ご協力よろしくお願いします~
全国の水辺でごみを見つけ
ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査を実施しています。
調査結果は、ごみ削減の仕組みづくりに役立ちます!

◆調査日  2024年4月1日~11月30日 の任意の日

◆調査項目 1)飲料ペットボトル 2)レジ袋 3)カップ型飲料容器

【ペットボトル】 ポイ捨てごみとして多く、従前より指摘されている品目であることから選定しました。
【レジ袋】 海洋生物への影響等を指摘され、2020年より有料化の対策が取られ、その効果等を推察したいことから選定しました。
【カップ型飲料容器】 近年、店頭での販売が拡大していることから、環境中への流出状況を把握したく選定しました。▶カップ型飲料容器とは

調査参加の方法


(1)報告フォーム(直接入力用) スマホやPCから簡単に入力できます
(2)報告シート(エクセルPDF)を利用し、Eメール、FAXで送信
※活動の写真(公開してもよいもの)も添付しご報告お願いします。HPやSNS等で紹介させていただきます。送信先:kawa53*kawagomi.jp(*を半角@に変更下さい)

※ごみを回収する場合は、同じ場所で何回でも調査報告できます。
※ごみを回収しない場合は、1カ所1回のみの報告となります。
散乱するごみの個数調査ですので、複数人で調査する場合は、1つのごみを複数人から報告のないようご注意ください。
※ペットボトルが大量の場合は、平均的なごみ袋の中の本数を調べて、袋数で概算しても構いません。
※レジ袋は、細かい破片は数えず、おおよそ2/3以上残っているものを数えてください。
※3品目の調査を基本としますが、ペットボトルのみの調査でも構いません。

※参加募集チラシ・報告シート付(PDF)
⇒ https://kawagomi.jp/img/24mikke_flyer.pdf

結果の活用

皆さまからいただいた全国の調査結果は、PETボトルリサイクル推進協議会、全国清涼飲料連合会、日本プラスチック工業連盟、および国土交通省や環境省の担当者、全国の一級河川の河川管理者などに報告しています。
プラスチックごみのリサイクルが進んでいますが、まだまだ水辺に多くのごみが残されている現実を伝え、対策の必要性を訴え、共に考えるよう役立てています。

2023年の調査結果

■ 参加延べ人数
7,401人 [前年:6,801人]
■ 調査件数
873件※ [前年:726件]
内訳:川694 /海岸89 /湖沼90件  (その他、まち・水中で28件)
※同じ地点でも調査時期が異なる場合は複数件数としてカウント
※同時期・同一地域での調査は集計に含まず、別途参考データとしました(計286件)。

39都道府県で調査が実施されました

■ 調査期間
2023年4月~11月

■ 調査・回収された総数
飲料ペットボトル 35,599本 [前年:27,842]
レジ袋       8,953枚 [前年:5,312]
カップ型飲料容器  3,808個 [前年:4,830]

※2023年度 調査結果 ⇒ https://kawagomi.jp/2024/03/23mikke_kekka/

これまでの結果より

皆さまの調査結果から以下のようなことが導き出されました。
〇2018年の調査結果より
国内 河川に
ペットボトル 推定
4,000万本※1
※1)川沿いの376地点(計のべ150km=河川総延長の約0.1%)で、ペットボトル 41,433個 であったことからの推計。

〇2019年の調査結果より
ペットボトルは、河川約 6mに1本、
レジ袋は、約15mに1枚

・・・・川岸約8分(600m)歩くと、
ペットボトル100本、レジ袋40枚見つかる
※3
※3) 分速75mで算出


〇2022年の調査結果より2021,2022年は、調査件数の増加傾向(に合わせペットボトル、カップ型容器は増加)に比べ、レジ袋が減少傾向でした。2020年7月からの全国レジ袋有料化の効果ではないかと推測します。


水辺のごみ見っけ!について


水辺のごみ見っけ!のアンケート結果

水辺のごみ見っけ!調査の課題を知ること。水辺のごみ対策の実践事例を知り皆と共有しあうことを目的に2024年6月にアンケートを実施しました。
川ごみの対策やその効果、川ごみ削減に役立った取り組みや課題など、
一般、学生、河川管理者の計111人からいただいた回答の一部を紹介します。
水辺のごみ見っけ!に関するアンケート結果(2024年8月)はコチラ

活動報告