9月11日 八千代エンジニヤリング株式会社の吉田拓司さんをお招きし、オンラインミニセミナー&情報交換会を開催しました。
まず、講師から、「河川からのプラスチックごみ流出量の評価」に関しての話題提供をいただきました。川を流れるごみを画像解析で分析する手法を動画で紹介いただき、川から流出する人工系ごみの輸送量をモニタリングし、その流出量を推計したこと、清掃活動と合わせて行動変容に結ばせるのが課題であることなどを紹介いただきました。
後半は、ごみ調査の手法を参加者同士で伝え合ったり、参加された企業や自治体の参加者の取り組みを伺うなど、講師も交えて、参加者皆で水辺のごみ調査について情報交換が行われました。
参加いただいたみなさまに、とても満足いただく内容となりました。
■タイトル:河川からのプラスチックごみ流出量の評価
■講 師 :八千代エンジニヤリング株式会社 シニアコンサルタント 吉田拓司さん
■主な内容:
・海洋プラスチック問題に関する最近の動向
・日本から海域へのプラスチックごみ流出量
・河川におけるプラスチックごみモニタリング
・プラごみ削減対策
・課題として悩んでいること
■参加者の感想など(アンケート結果、回答19名より)
(理由)
・河川のプラ流出を画像解析で判断する手法は面白い。
・海洋ゴミ問題の起点としてモニタリングの重要性とともに課題認識ができその難しさ含めて非常にわかりやすかった。
・数値化したることが説得力あって。
・川ゴミ調査のご苦労がよく理解できた。
・企業の立場で、川のプラごみ削減に真摯に取り組まれていることは素晴らしい。
・本県での対策を検討するために参考となる情報を収集することができた。
(理由)
・いろいろな立場の方の意見が聞きて新鮮でした。
・ゴミ拾い活動の現場の意見なども聞けて、リアルな実態が垣間見れた。
・実際に活動されている方のご意見を多く聞けたことが大変参考になった。
・長く継続して活動されておられる事を知り当方も継続する事の大切さを感じた。
・企業や行政の方からの発言があり、なかなか話を伺う機会がないので情報が得られた。
・企業の方や、個人で活動されている方など、幅広い意見を伺うことが出来た。