水辺でのごみ拾い(クリーン)活動に、環境学習の要素を意識して加えることで、参加者はごみに関する理解を深め、ごみ削減の効果を高めることができます。
(基本的なプログラムは 「水辺のごみ削減学習プログラム2018」をご参照ください)
様々なかたちのごみ拾い活動実践事例を紹介します。
詳細は、こちら⇒水辺のごみ削減学習プログラム事例紹介pdf資料
■共通項目
1.ごみ拾いの準備
・回収したごみ処理方法の確認
・分別の確認
・資材準備
・安全配慮 など
2.ごみ調査(調査項目、調査・集計の方法)
・ごみ調査カードの例
・数えながら拾う/自分で分別/最後に皆で数える など
3.ふりかえり
・どのようなごみが多かった?、なぜここに?、影響?、
ごみを減らすためにできることなどを考えます
■プログラム事例
このように対象に合わせ特徴あるプログラムを組み立てることができます。
4つの事例それぞれのプログラム、活動事例、ポイントを紹介します。
[主なポイント]
A:自分たちが住んでいる町の中にある川のごみ拾いは、まち探検とセットにすることで、川を含めた地域の環境に対する関心を高めます。川沿いのごみだけでなく、町の中のごみも拾って、川ごみと町ごみとの共通点や違いなどを考えると、意外な気づきがあるかもしれません。
B:事後学習では、活動した河川の位置、川の水はどこから来て、どこへ行くのかなどを確認しながら、ごみのゆくえを考えてみます。プラスチックごみの課題など、学年に合わせた情報を伝え効果を高めます。
C:ビンゴカードを利用することによって、楽しみながらごみ拾いができると同時に、どのようなごみが落ちているのかまで認識することができます。
D:ごみの多い現実や課題を目の前にした意見交換会は、具体的な意見が出やすくなります。
など。
詳細は、水辺のごみ削減学習プログラム事例紹介pdf資料をご参照ください。
[資料集]
資料1.(例2)水辺のごみ調査カード(例)(PDF)
資料2.(例3)水辺のごみ見っけ!報告シート(PDF)
資料3.ふりかえりシート(PDF)
資料4.メッセージカード(4枚出力用)(PDF)
資料5.ビンゴカード(例)(PDF)
※各事例は、それぞれ以下の皆さまにご協力いただき実施しました。
A:志津わんぱく協働合校、B:杉並区立井荻小学校、C:NPO法人海さくら、D:ミライ・桂川、桂川・相模川流域協議会。 それぞれの活動の様子は、⇒活動実施報告 でも紹介しています。
※本プログラム実施は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金企業協働プロジェクト(LOVE BLUE助成)を受けています。