《報告》数えるごみ拾い

 

2022年7月24日、黒目川(東京都、東久留米市)で、都立久留米西高等学校の生徒を中心とした清掃活動を開催しました。

■活動前の説明
 事前に、学校の視聴覚室において、ごみ拾いの意義や実施方法を、参加予定の生徒と先生方に説明をしました。さらに当日も、集合地の学校の敷地内で参加者全員に向け、川ごみが及ぼす影響や課題、調査する意義などについてパネル等を活用して説明をしました。
 

   
■立入許可を得て水際に近づく
 いつもは川沿いの道路から見ている川ですが、実施した区間はフェンス(転落防止柵)があり、普段は水際に立入が出来ない場所です。当日は、立入許可を受けて、水際に入り、いつもは見ていても拾えないでいた散乱ごみの回収が可能となりました。生徒たちは、上流側、中央、下流側の3コースに分かれ、それぞれのコース内でも、左岸・右岸・川の中グループに分かれ、ごみを回収していきました。
 

 
■調査するごみ拾い
 参加者は、数名のグループ毎に調査カードを持ち、回収したごみ一つひとつの種類と個数を調査カードに記録しながら回収していきました。活動後には、そのごみ調査カードを回収し、全体の個数を集計します。
散乱しているごみを記録しながら、ごみそれぞれについて何でどうしてこのごみが有ったのか?を考える機会となります。またデータを蓄積する事により、社会生活の変化のより散乱ごみの経年変化を知ることにもなります。
 

参加者は貴重な体験ができた。いつも河川敷に降りて散乱ごみが回収できるようになればなどと話していました。

※この日の活動の一部は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金企業協働プロジェクト(LOVE BLUE助成)を受け実施しました。