4月21日(土)、東京都東大和市を流れる空堀川で、
空堀川を考える会主催の定例のクリーンアップが実施されました。
行政・自治体では、東京都北多摩北部建設事務所工事第二課、東大和市環境課、
他にも地元の企業や市民団体など総勢82名が参加。
会長の小倉さんから、「ここの川のごみが、下流へ、海へと流れて、
今、話題のマイクロプラスチックとなってしまうので、
ここでしっかり拾いましょう!」
などのお話しをいただき、スタート。
水際と浅瀬の水の中のごみを回収。
細かいごみが多くありましたが、橋近くに多く見られた粗大ごみは、
声を掛け合い協力して排出するなど気持ち良く活動がすすみました。
普段は、分別して、回収量を重量で量るだけのところ、
今回は特別に、「水辺のごみ見っけ!」に取組みいただきました。
周囲から飛ばされてきて引っかかったと思われるレジ袋が多く見られ、
調査回収したごみは
ペットボトル 66個/レジ袋 308個/カップ型飲料容器 14個
でした。
都内にも、このような清流や親水空間があるのかと思うほど気持ちの良い
流れでしたが、これは、地域の市民や自治体などの努力によって
ごみの捨てにくい環境を維持し、きれいに保たれていることを感じました。
以前は水質もごみも良くない状態だったところ、年に3回の活動や
下水整備、河川改修などで、本当にきれいになったとのことです。
現在は、ほとんど水が無く、森永乳業の工場排水を流してもらい
水量を保っているので、水質はとても良いとのこと。
回収したごみは
180kg(可燃110kg、不燃70kg)+資源ゴミ
と報告いただきました。