《報告》鮭川 クリーンアップ大作戦

 

2022年7月17日、山形県鮭川村の、その名も「鮭川」でクリーンアップ大作戦が開催されました。主催は村の高校生のボランティアサークル「SAKEKKO」。

■ごみ拾いの意義等を事前学習
 主催する高校生のボランティアサークル「SAKEKKO」のメンバーを対象に、ごみ拾いを実施することの意義やごみ調査の目的等について、実施約1か月前にオンラインで事前学習をする機会をいただきました。メンバーの高校生たちは、ごみ拾いの実施に向けて意欲を高めて臨むこととなりました。
 
■交流
 この活動には、山形県内の三川町中高生ボランティアサークルと東北公益文科大学の学生さんたちもそれぞれ貸切バスに乗って協力に駆けつけてくれました。清掃活動を通じて、中高生のボランティアサークル同士の交流の場ともなりました。
 

 
■当日は、参加者に向けてごみ拾いの意義を確認
 最初に、啓発パネルも活用し、拾うだけでなくごみが何でココにあるか考えごみを減らすことを考えて拾いましょう!とお伝えしました。
会場はあまりごみが多くないところでしたが、参加者はグループ毎に川ごみ調査カードを使って一つひとつカウントしながら拾っていきました。
 

■最後にふりかえり
 ごみ拾いの後には、感想などを発表しあいました。
「カウントして、どうしてこのごみがあるのか考えながら拾えてよかった」
「調査することで、質や量などの違いを知るいい体験になった」などの発言もあり、最初の説明がみなさんに伝わったようで嬉しかったです。
今回は教育委員会等の多大なサポートの元で実施された活動でしたが、このような若い方たちの新たな川ごみ拾い取り組みが各地で普通のこととして広まるといいなと感じた活動でした。
 

※この日の活動の一部は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金企業協働プロジェクト(LOVE BLUE助成)を受け実施しました。