9/25 琵琶湖湖岸に溜まった漂着ごみ(釣り人による清掃活動)

琵琶湖などで次々と活発に活動されている「釣り人による清掃活動」さんからの報告をいただきました===

9/25(日)に実施した滋賀県長浜市の史跡、西野水道での湖岸清掃の調査結果です。
西野水道とは長浜市の南北に流れる河川で、古くから度々氾濫を起こし地域を悩ませてきました。それを打開するために掘削で作られた琵琶湖にショートカットする放水路の呼称です。
現在の放水路は近年に掘削された3代目になり、初代は江戸時代に掘削され、今は史跡になっています(尚、昭和初期に掘削された2代目放水路は琵琶湖側への連絡通路として使用されています)。

今回は、水中清掃を行うダイバーさんの全国組織「海をつくる会」の名古屋支部の方と、滋賀県の「マザーレイクゴールズ(MLGs)」の共同開催として行われたもので、「海をつくる会×MLGs」と名付けての開催と相成りました。
今回は裏方としてのプロデュースのお手伝いと、陸上部隊リーダーを担いました。

湖岸での作業はいつも通りのごみ拾いに加え、ダイバーさんが水中より回収したごみの運搬補助等作業も加わりました。

ごみの傾向としては、アクセスが難しい場所のため、大半が漂着ごみだと思われます。
今回は私にとっても初場所であり、シチュエーション的にも清掃がやりにくく、長年に渡り溜まったごみは全然採りきれませんでした。しかし、この場所に関しては、年一回でも地道に活動していくと確実に減ると思います。
今回の活動はちょっと大変過ぎましたが、とても良い経験となりました。
そして、目からウロコな気付きもありました。
ダイバーさん達にご用意いただいたタマネギ袋、いつものビニール袋に比べて口が狭く入れにくい以外は丈夫で何回も使用できる優れ物です。我々の様な回収したごみを分別するなら全然アリです。皆様もぜひ一度活用してみてください。

共同開催の海をつくる会、MLGsの皆様、そして当日ご多忙の中にも関わらずご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
所々反省点もありますが、皆様のおかげで事故怪我なく無事に開催できたことに心より感謝申し上げます。

滋賀県長浜市の西野水道(余呉川西野放水路)河口部より右岸側 湖岸沿に約1000mのところで、ペットボトル630本、レジ袋120枚、カップ型飲料容器150個を回収。