諏訪湖で、30年以上にわたり、ほぼ毎月湖岸清掃を続けている
下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会さんは、
8月11日の「諏訪湖クリーン祭」で、地域の小学校も一緒に活動しました。
■事前学習でごみや水質について説明
活動日に向けて、事前に、下諏訪南小学校を訪れ、5,6年生を対象に、事前学習授業を実施。
諏訪湖の水質浄化活動、ごみの影響、ごみ調査の方法などを児童にわかりやすく伝え、
活動に臨みました。
当日は、グループごとに調査をしながら、破片などの細かいごみもていねいに拾っていきました。
■活動後には、みんなでふりかえり
ごみ拾いのあとには、グループでごみの影響や、感想を話し合い、
みんなの前で発表しました。
後日、先生からは、以下の報告をいただきました。
「事前に学習をしてから参加したので、細かなごみがたくさんあること
に気がつきました。
調査後の振り返りでは、生き物への影響が心配、諏訪湖が汚くなる
といった意見が出されましたが、
ごみを捨てないようにしよう、ごみが落ちていたらなるべく拾おう、
という前向きな意見が多かったです。」
■調査結果から
下諏訪南小学校からは、30名参加し、
・ペットボトル : 7個
・レジ袋 : 10個
・カップ型飲料容器: 4個
を回収。ほかにも
・ペットボトルのふた:12個
・ビニール破片 : 110個
・プラスチック破片: 66個
・発泡スチロ-ル破片:49個
・たばこのすいがら: 25個
・空き缶 : 20個 など
破片もたくさん拾ってくれました。
同時に活動した、
下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会では、74名参加
・ペットボトル : 31個
・レジ袋 : 42個
・カップ型飲料容器: 8個 を回収。ほかにも
・ペットボトルのふた:42個
・ビニール破片 : 532個
・発泡スチロ-ル破片:69個
・たばこのすいがら: 25個
・空き缶 : 29個 など
今回は猛暑だったせいか、ペットボトル、ペットボトルのふたが多かったようです。
毎月活動されているといろいろなことがわかってくるようです。
小学生たちの環境学習の一環として、諏訪湖の現状を実感することにもなりました。
来年の夏はさらに広がった活動になりそうです♪