☆第12回隅田川クリーン大作戦☆
6月17日(土)、隅田川の両岸の約8kmのテラス・緑地帯を、上流側の右岸・左岸、下流側の右岸・左岸の4ルートに分け、歩きながらゴールの公園までの清掃が行われました(1ルート平均約4km)。
主催は、隅田川流域クリーンキャンペーン実行委員会。
■キレイに見えるテラスでも
隅田川の水際はテラスが整備されていて、川風を受ける都会の中の水辺の散歩道としてとても気持ちの良いところ。
それでも、よく見るとベンチの下や植え込みの下ではごみが見つかります。
テラス内の”保全スペース”として川の水が入りヨシや多様な生き物が育っているところ(風で飛ばされてきても、普段は、保全エリアなので入って拾えない場所)では、ごみも目立ちます。
今回はクリーン作戦として、保全スペースの中まで入らせていただき、ごみを集めました。
食品の包装ポリ袋だけでなく、細かく破片化したプラスチックごみも多く見られました。
カニもいました!
水上では、東京都の水面清掃船も「隅田川クリーン大作戦」ののぼりを掲げ、一緒にごみを回収。
船尾のローラーで浮遊するごみをすくい上げながら回収して進みますが、浮いているごみを「ソコ!」って指さすと、回り込んで、長い網をつかいながら、回収してくれました。
■集めたごみを分別
参加者は4コースそれぞれからごみ袋を持ってゴールの公園に集合しました。
集めたごみは、中央大学で河川工学を学ぶゼミの学生さんたちが中心に、
ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器、他に缶、びんを取り出しカウントしました。
調査したごみは
・ペットボトル 110個
・レジ袋 45個
・カップ型飲料容器 15個
・ビン 21個
・缶 161個
その他のごみも合せ、
45リットルごみ袋60袋となりました!
近隣の住民や企業の社員さん、東京都の公募で参加された方など約200名での活動でした。
ゴール後には、ごみについてのお話しなども皆で伺いました。
夏のような陽射しの中、色々な方が一緒に心地よい汗をかきました!