《速報》第5回川ごみサミットinとくしま を開催しました

2019年11月9日(土)徳島県のとくぎんトモニプラザにおいて
第5回川ごみサミットinとくしま を開催しました。
今回の川ごみサミットでは、日本三大暴れ川として名高い利根川、筑後川、吉野川の三大河川シンポジウムも併せ、「流域で課題解決をめざす」をテーマに事例紹介や意見交換などが行われました。

【第1部】
主催者として、全国川ごみネットワーク亀山座長の挨拶、
飯泉徳島県知事、福永吉野川交流推進会議会長の挨拶で始まりました。
続いて、全国川ごみネットワークより開催趣旨説明を行いました。
会場は、予定していた座席がほぼ満席となり、椅子を追加したほど多くの方にご参加いただきました。
 

  

 
そして、「とくしまSATOUMIリーダー」「とくしまSATOUMIジュニアリー」の認定証授与式が行われ、県知事より認定証が手渡されました。
続いて「とくしまSATOUMIジュニアリーダー」である
神山町広野小学校の子どもたちは「大好き 鮎喰川~山、川、海とのつながりを学習して~」を発表しました。
 

徳島県・江川(NPO法人江川エコフレンド)、長野県・諏訪湖(下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会)、京都府・保津川(NPO法人プロジェクト保津川)、山形県・最上川をはじめとする流域(NPO法人パートナーシップオフィス)、東海三県(22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会)から、それぞれの川や流域での活動事例紹介、
環境省、国土交通省からの取組紹介などの話題提供がありました。
  

  
 
  
 

その後の全体討議では、参加者からのプラスチックのリサイクルに関する意見、日本プラスチック工業連盟の方からの説明、他にも分別徹底の意識改革、竹の活用、ビーチクリーンの楽しい活動などの様々な意見も出ました。
分別・ごみ管理の徹底の大切さも再認識すること、ごみ拾いを目的としない!発生源対策に目を向けること、流域をつなぐ、広域的な視野・視点で、つなげ連携して取り組むことなどが話されました。
  

 
 
【第2部 日本三大河川シンポジウム】
第二部、日本三大河川シンポジウムでは、NPO法人利根川流域交流会、NPO法人筑後川流域連携倶楽部、吉野川交流推進会議のそれぞれから川ごみに関する取り組みについても紹介いただき、課題やこれからについての提言などのお話をいただきました。
  
 
  
 

今回は三大河川からの参加者も多く、様々な意見交換と、多くの交流も生まれ、意義ある川ごみサミットとなりました。
 
 

主催:全国川ごみネットワーク
共催:「第5回川ごみサミットinとくしま」実行委員会
  (吉野川交流推進会議、徳島県河川協会、NPO法人環境首都とくしま創造センター、徳島県)
協賛:一般社団法人プラスチック循環利用協会

※本事業は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けています