8月11日「みずべのごみ調査隊」活動報告

8月11日(土・山の日)に、下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会が主催するクリーン活動に共催して「みずべのごみ調査隊」の活動を行いました。参加したのは、下諏訪町南小学校の児童41名と先生、保護者など。

朝7時に集合。6班に分かれて調査をしながらのごみ拾いを行いました。
諏訪湖で多いごみ、問題視したいごみなどを考慮した下諏訪町独自の12分類それぞれの個数調査をしながら拾います。

 5,6年生の児童たちは、7月に事前学習を行い、諏訪湖のごみの状況やごみ調査の方法を学び、分別調査についても理解して臨みました。
スタート時は水辺でどうしてよいかわからない子どもたちでしたが、徐々にごみにも目がいくようになり、水際にたくさん漂着していることを知ると次々と拾い集めていました。
「ぼく、ペットボトル23個拾ったよ」と得意げに話す子、2m以上の廃材を引きずりだす子など、それぞれ活き活きと活動しました。

 約30分ぐらいのごみ拾いでしたが、
飲料ペットボトル278個、レジ袋31個、カップ型飲料容器19個という結果。
他にも発泡スチロール破片289個、空き缶67個、ペットボトルのふた59個などここの場にしてはこれまでにない大量の回収となりました。

どうも、前夜久しぶりに降ったと言われる雨と風のせいで、軽いペットボトルや発泡スチロールの破片がいくつも打ち上げられたようでした。
子どもたちの中から、「諏訪湖中のごみがこっちに流されてくる。諏訪湖全体できれいにしなきゃいけない」という声もてい出ました。

 その後の「ふりかえり」の時間では、グループごとに意見や感想を出し合いました。
「身勝手に捨てると環境に影響があるので捨てる人が許せない」
「みんなが大切にしている湖と魚と鳥に迷惑」
「諏訪湖のごみの問題を多くの人に伝えていきたい」
など、それぞれに多くの気づきがあったようでした。

 その後、湖岸で開催されていた下諏訪町の諏訪湖クリーン祭会場で、町長さんをはじめとする大人たちの前で、話し合ったことを発表しました。

諏訪湖クリーン祭会場では、水産試験場による子どもたちの小エビ稚魚の放流、
諏訪湖ロータリークラブさんご支援の「<小学生のための諏訪湖浄化勉強プログラム>遊覧船から諏訪湖を見学」もあり、諏訪湖の環境についてたっぷり学べたプログラムでした。

子どもたちの活動については、11月に下諏訪町で開催する川ごみサミットでも
発表を予定しています!




※「みずべのごみ調査隊」のプログラムは、地球環境基金企業協働プロジェクト「LOVE BLUE助成」を受け実施しました